特集/コラム
芸能界一のパンダマニア-藤岡みなみさんインタビュー
人間1人とパンダ1頭による音楽ユニット「PANDA1/2」としても活動し、上野動物園のパンダ公開日には一番先頭に並んだタレント・藤岡みなみさん。プライベートでも大のパンダ好きとしても知られる芸能界随一のパンダマニアだ。
そんな彼女が、上野動物園にパンダがやってきた2月21日、「上野経済新聞半日編集長」に就任しパンダ来園取材を敢行! その取材直後の興奮冷めやらぬ中、藤岡さんとパンダとの関わりを伺った。
【パンダの魅力は耳!】
上野経済新聞半日編集長を務めた藤岡みなみさん。パンダ来日の取材の様子
--半日編集長お疲れさまでした!ようやくパンダが来日しましたが、待ちに待った現在の気持ちはいかがでしょうか?
「もう気持ちがみなぎっていますね! 昨日は緊張のあまり胃もたれになるほどでした」
-藤岡さん自身、パンダを迎えるのはこれが初めてですか?
「これで2回目ですね。私は神戸出身なんですが、2000年に神戸の王子動物園にパンダがやってきたんです。その時は、街が徐々にパンダで盛り上がっていく様子がわかりましたね。当時小学生だったんですが、商店街にのれんが吊るされるようになったり、ポイントカードがパンダキャラになったりと、街がだんだんパンダ一色になっていくんです。その様子を見ているのがとても楽しかったですね。パンダがみんなを喜ばせている様子を見て、改めてパンダを尊敬し直しました」
-上野の街にも変化も感じられますか?
「もうちょっと変わるかなと思っていたのが正直な印象です。実家の動物園駅周辺と上野の街では規模が違いますし、上野はパンダの来園が初めてじゃないので比較にはならない部分もありますが。きっと、パンダがいなくても“パンダの街”として成立している上野の街には余裕があるんでしょうね」
-本日は上野経済新聞半日編集長としてパンダ来園を取材されたわけですが、実際にパンダを乗せたトラックがやってきた瞬間はどのような気持ちでしたか?
「トラックが目の前を通り過ぎた瞬間、初めての接近を実感し、とても興奮しました! ただ、パンダのドキュメンタリーを見ていると、注目が集まり過ぎたあまりパンダが体調を崩してしまうケースも多いんです。パンダも、実際に人を見ていなくても動物園全体がざわめいているのは感じていると思います。ですから、正直不安な気持ちもありますね」
-藤岡さんから見て、上野動物園に来園した2頭のパンダはどんなパンダですか?
「本当にかわいいですよね! 私がパンダで一番好きな部分は耳なんです。今回の2頭のうち特にメスのほうのパンダ(後に「真真」と名付けられる)は“容姿端麗”と言われていますが、耳も真正面を向いていて、まさに美形パンダだと思います」
【地域に愛されるパンダへ】
パンダについて真剣に語る藤岡みなみさんとジェームズパンダJr.
-来日が決まってからしばらくの間、上野動物園ではパンダの名前を募集していましたが、そちらには応募されましたか?
「もちろん! 9通出しました」
-9通も!?
「『ときおくん』と『うえのちゃん』だったり、『そらくん』と『さくらちゃん』と言った名前ですね。『そらくん』は現在建設中のスカイツリーにちなんで、『さくらちゃん』は上野の桜にちなんで応募しました。来園した2頭は上野の街が育てていくんです。ですから上野のパンダであることにこだわりたいと思いました」
-なるほど。
「王子動物園のパンダの名前は『コウコウ』と『タンタン』です。震災からの復興という意味で『興興』、夜明けを祈っての『旦旦』という名前がつけられました。神戸のパンダには復興の気持ちが込められています。上野もそのように地域に愛されるパンダになってほしいですね」
-藤岡さんがパンダを好きになったのは、王子動物園に来たことがきっかけなのでしょうか?
「いえ、神戸に来る前から好きでした。小学校3年生くらいの時ですね。きっかけはパンダ好きのお姉さんが身近にいて、その人から影響を受けたことです。私は何事にも飽きっぽい性格なんですが、それからずっと好きでいられるというのは自分でもびっくりですね」
-年間、何回くらいパンダを見に行きますか?
「上野にパンダがいなくなってからは、かなり少なくなってしまいましたが、小学校から中学校にかけては週に6回くらい訪れていました」
-それは多すぎじゃないですか(笑)!?
「私の家が動物園のすぐ近くにあったので、近所の小学生にとっては、そんなにおかしいことではなかったんです。小学生は無料、中学生でも200円程度の入園料だったので、たむろする場所が動物園だったんですね。パンダ舎の前で友達と話したりしていました」
-やはり、クラスでも一番のパンダ好きだったんでしょうか?
「そうですね。私自身、クラスの中でもで特別な存在になりたくてパンダにこだわっていた部分もあります。転校が多かったのですが、文房具をパンダで統一していたので、新しい学校でも『パンダ好きの子』として覚えてもらえていたんです」
-パンダがいることによって居場所を確保できていたんですね
「パンダの威を借っていましたね(笑)」
-現在、パンダグッズはどれくらい所有されていますか?
「以前は350個くらいだったのですが、最近数え直したところ、500個くらいに増えていました。ぬいぐるみやポストカード、食玩などが多いですね。かつて『生茶パンダ』がペットボトルのおまけでついていた時には150本くらいお茶を購入してコンプリートしました」
-パンダキャラといえば、上野松坂屋からデビューした「さくらパンダ」はいかがでしょうか?
「今年バレンタインデーには、『さくらパンダチョコ』をいろいろな人に差し上げたんです。かわいいのはもちろん、美味しいと評判でした。ツイッターで使っている『まつぅ』の語尾もかわいいですね。ちょっと無理があるところがいいと思います(笑)」
【パンダは奥深い】
ジェームズパンダJr.と藤岡みなみさん
-パンダ来園に日本中が盛り上がる一方で、年間数千万円に及ぶ高額なレンタル料に批判も出ていますね。
「現実味のない金額で、高いかどうかもわからなくなってしまうような金額なんですが……。ただ、みなさんから『パンダが来た甲斐があったね』と言われるように、私たちや上野の街がパンダを盛り上げるのを私たちも協力していかなければならないと思います」
-また、パンダはかわいい動物というだけではなく、野生に1600頭しか生息していない絶滅危惧種でもあります。
「パンダの減少は森林伐採などの人間の環境破壊が原因となっています。パンダという存在を通じて種の保存や環境問題について考える機会となるのではないでしょうか? パンダは奥深いんです」
-読者の皆様にメッセージをお願いします。
「にわかにパンダブームとなっていますが、上野パンダの個性が発揮されるこれからが勝負だと思います。2011年は“パンダ旋風”を巻き起こして盛り上げていきたいと思います!!」
-ありがとうございました!
【プロフィール】

藤岡みなみ(PANDA 1/2) 1988年8月9日生まれ。芸能界一のパンダ好きとして名高いタレント。上野パンダ公開時にはプライベートで一番乗りも達成した。芸能活動と並行し、人間1人とパンダ1頭による音楽ユニット「PANDA1/2」名義でも活動。上野パンダ応援ソング「PANDA!PANDA!PANDA!」(2011年4月27日リリース)もリリース。
(文責:萩原雄太・西田陽介/上野経済新聞)
(関連リンク)PAKU PAKU -The Pandaman Show(動画:インタビューの様子)
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