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「ロボット工学」を駆使したアート展-谷中のギャラリーから話題に
(2008年06月23日)
Una Lumino 2008 diam. 319 x 476 cm Metallic material, machinery, metal-halide lamp, electronic devices 撮影:木奥恵三
言間通り近く、銭湯を改築した現代美術ギャラリー「SCAI THE BATHHOUSE」(台東区谷中6、TEL 03-3821-1144)で開催中の企画展「anima machines」が、若い世代を中心に口コミで話題を集めている。
作者のチェ・ウラムさんは、1970年ソウル生まれのアーティスト。ロボット工学の知識や経験を駆使し、機械体に有機的な動きや生命を感じさせる作品を手がける、気鋭の創作者として国際的な評価を得ている。現在までの活動拠点は主に韓国で、上海ビエンナーレ、Leeumサムソン美術館、ボローニャ美術館など。森美術館では2006年に「都市エネルギーを吸収して浮遊し続ける謎の生命体・ウルバニュス」の展示を行い、日本の鑑賞者からも熱い支持を集めた。ハイレベルなロボットの設計と、細部まで行き渡ったテクノロジーの駆使によって生み出されるのは「ファンタジーとリアリティーが共存する」独特の世界。チェさんの作品から受ける第一印象のビジュアルインパクトの強さも、アート鑑賞の醍醐味のひとつになっている。
同展のタイトルとなる「anima machines」は「機械生命体」を意味する言葉。未来世界に飛躍する強く美しい生命体を追い求め、毎回新しい生命体を生み出してきたチェさんの本質が感じられるもの。「共に輝く」という意味を持つ展示作品「Una Lumino」は、約5メートルの高さを持った「大型の花」が群れた様な形状もの。機械でできた「花びら」が生命を持っているかのように発光し、ランダムに開閉する仕組み。同展では、同作品を含め「ロボット工学」という枠を越えた新作の「アート作品」を含む5点が展示されている。
営業時間は12時~19時。日曜・月曜休廊。入場無料。6月28日まで。
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