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谷中の銭湯「朝日湯」で音楽ライブ−牛乳瓶片手に笛の調べを聴く
(2008年06月25日)
谷中・全生庵近くの銭湯「朝日湯」(台東区谷中2)で6月27日、神楽笛・篠(しの)笛の演奏者「こと」さんによる音楽イベント「こと 銭湯笛の音ライブ」が開催される。
日替わりの薬湯が人気の同店は、地元、谷中の人々を長年にわたり癒してきた「下町の銭湯」。店内にはジャズ音楽が流れ、グレープフルーツの輪切りや生姜、吟醸酒を使った湯が提供されることもあるという。風呂場内に描かれているのは、ヨーロッパの城と湖の壁画。谷中散歩の途中に立ち寄る人も多いという。同店が定休日に店内を開放しイベントを行うのは今回が初めての試み。
演奏者の「こと」さんが、父親の影響を受けて神楽笛を習い始めたのは5歳のころ。15歳の時に入団した「北広島町苅屋形神楽団」では、笛以外に太鼓類や舞も身に付け、和楽に関して幅広い技術を習得。19歳で篠笛も身に付けた。2006年から本格的に活動を開始し、渡米も経験。帰国後から、全国各地を巡って公演を行っている。また、声優としての活動や、幼稚園教諭だったことを生かし、オリジナルの「手遊び」を作るなど、多才な活躍をしている。夏休み期間には、子ども達を対象とした銭湯イベントも企画しているという。
同ライブの告知文で「ただものではない」と称される「こと」さんも、廃業していない「現役」銭湯を会場に演奏を行うのは初めてだという。今回の試みについて「こと」さんは「私にとって、谷中界隈はとてもなじみがあり大好きな土地」としたうえで、「地元の方々からお声をかけていただき、この記念すべき(朝日湯での)第1回目のイベントに出演させていただくことを大変うれしく思う」と話す。湯船を背に風呂場の中で演奏する「こと」さんの調べを、牛乳瓶片手に入浴気分でゆったりと聴くのも、同ライブの醍醐味のひとつ。
19時開場、19時30分開演。料金は1,800円。「こと」さんの公式ホームページからチケットの予約ができる。
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