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「猫と宇宙」がテーマのシルエット展−谷中の雑貨店で開催
(2008年07月03日)
三崎通りの途中にある古今東西雑貨店「イリアス」(台東区谷中2、TEL 03-3827-2722)で7月3日より、造形作家として活動する川口喜久雄さんの「影を楽しむ」プチ個展「猫と宇宙」が始まった。
川口さんは、空間に立ち上がる立体的な影のアート「シルエット・オブジェ」を制作する造形作家。美学校「赤瀬川原平・ 絵文字工房」を卒業後、TV・CM美術造形・博物館用模型製作に携わり、1999年の個展「シルエット・コレクター」から同オブジェを発表している。平面と立体を結ぶというユニークな手法の造形が好評を呼び、2005年には「ジブリ・シルエットオブジェ」を手がけるなど、広い分野から注目をされてきた。
シルエットと影、線と面で構成される「シルエット・オブジェ」は、厚さ0.2ミリほどの金属板を素材に、それを腐蝕させて切り抜く「エッチング」という技法を使って作られる。原画をパソコンに取り込んで影をつけ、それを元にしてエッチングパーツを製作。パーツの本体と影が接する部分を直角に折り曲げ、シルエットを立体的に立ち上がらせる。地道なプロセスから生み出される川口さんの作品は、懐かしさや温もりを感じるアートとして幅広い年齢層から高い支持を受けている。
同展では「猫と宇宙」をテーマに、新作15点を発表。「宇宙」に関するものからさまざまなイメージを浮かべ、思うように絵が出てこないと構想していた時に「少しずつ(猫の)イメージが膨らんできた」(川口さん)。「土星の輪に、ぶら下がる猫」「宇宙服姿の猫とロケット」「少女が作り出す模型太陽系を見上げる猫」など、猫と宇宙が結びついた後は「それを一気にオブジェ化することができた」(川口さん)という。「『月猫』というタイトルの作品を以前作った事があり、そのころから、私の中で『猫と宇宙』が結びついていたのかもしれない」とも。
営業時間は11時〜19時。水曜定休。7月15日まで。
谷中のカフェで「猫の肉球」写真展−キャトグラファーの板東寛司さん(上野経済新聞)「ロボット工学」を駆使したアート展−谷中のギャラリーから話題に(上野経済新聞)シルエット工場イリアス
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