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根津で「漆とクジラに魅せられた」作家の個展 武具やガンダムのイメージも

根津で「漆とクジラに魅せられた」作家の個展 武具やガンダムのイメージも

イルカをモチーフにしたかぶとの作品「入鹿」を手に持つ與奏一さん

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 根津の「ギャラリー・マルヒ」(文京区根津2、TEL 03-5832-9911)で1月30日より、與奏一(あたえそういち)さんによる個展「鯨兜-GATE-」が開催される。

 與さんは東京芸術大学と同大学院で漆(うるし)を専攻してきた。乾漆(かんしつ)と呼ばれる、麻布と漆を重ねる技法を用いて作品を制作している作家だ。「漆の仕上がりが好きで、深さを感じる一番きれいな黒だと思う。乾漆で作ると造形の自由度が高い」という。

 主にクジラの骨格をモチーフとし、かぶとややり、弓などの武具を創作している。「大きな物が好きで子どものときからクジラが好きだったが、以前に国立科学博物館の収蔵庫でクジラの骨を見たら、生きている姿からは想像できない形をしていた。特に頭骨に魅せられた。剣やよろいなどの武具も小さいときから好きで、そうした作りたい形とクジラの骨などのモチーフを融合している」と與さん。

 「入鹿」というタイトルの、イルカをモチーフにしたかぶともあり、この制作には30もの工程があるという。「水粘土で作った土台の上に麻布と漆を重ねる作業を3回、土や化粧土などを数回重ねていき、研ぎ上げたら表面に漆を重ねる。漆で仕上げる作業の8割は研ぎで、こうした角が密接する形は他の角にも砥石(といし)が当たりやすく、漆向きの形ではないところが大変」とも。

 作品は一見するとロボットのようにも見える。「そういうイメージに寄せているところもある。ガンダムなどが好き。さまざまな自分の好きなものを融合してできた作品。小さい男の子が見たときに、かっこいいと思ってもらえたらうれしい」と與さん。

 開廊時間は11時~19時。全日、與さんが在廊する。2月7日まで(1日は休廊)。

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