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上野の森美術館「VOCA展」-推薦を受けた若手作家36人が出品
(2008年03月13日)
上野の森美術館(台東区上野公園2、TEL 03-3833-4191)は3月14日より、「VOCA展 2008 現代美術の展望-新しい平面の作家たち」を開催する。1994年から数えて今回で15回目。
同展は、全国の美術館学芸員、ジャーナリストなどに40歳以下の若手作家の推薦を依頼、オファーを受けた作家が平面作品を新作として発表するもの。今回は36人の作家が出品。出品作品は、絵画から版画、写真、映像作品までと幅広く、「絵画」とくくられる中でも、油彩のほか顔料、染料、鉛筆など、さまざまな素材や手法が用いられている。
グランプリとなる「VOCA展」は、サテン布へ多色の染料でのペイントを施すというユニークな技法を用いた横内賢太郎さんが受賞した。横内さんは現在、京都市立芸術大学大学院博士課程を修了した気鋭作家。個展やグループ展などで、主に写真集や画集をモチーフにした作品を油彩などで表現してきた。今回の受賞作品「Book-CHRI IMOCE」「Book-CHRI FFTC」も、あるオークションカタログに載っていた「18世紀ごろのタペストリー」がモチーフとなっている。
そのほか、ミクストメディア作品「Resort 3」「Combined pumping station and dry cooling tower」を出品した川上幸之介さん、3点のラムダプリント作品で構成された、笹岡啓子さんの「Fishing」がVOCA奨励賞を受賞した。
「オニグルミの冬芽」をモチーフにした巨大な油彩画を同展に出品した山内崇嗣さんは、推薦制コンペという方式で行われる「企業とアートのつながり」について、「選出されたことも含め、ひとりの作家として素晴らしく思う」と話す。
開館時間は10時~17時(金曜は19時まで)。入場料は、一般・大学生=500円、高校生以下無料。3月30日まで。
現代美術の展望VOCA展上野の森美術館
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