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「台東デザイナーズビレッジ」卒業生が活動報告−ノウハウ披露も
(2008年03月14日)
台東デザイナーズビレッジ(台東区小島2)で3月13日、今春卒業者による活動報告会が開かれた。同施設を卒業する4組の企業が、入居から現在に至るまでの活動を、体験談として報告した。
102号室をアトリエに、素材、季節、色などをポイントに天然素材を使った商品を扱うブランド「SyuRo(シュロ)」の宇南山加子さんは、同施設が台東デザイナーズビレッジとなる前の姿を見てきた「旧小島小学校」の卒業生。「一本の桜が、その空間の景色をがらりと変える瞬間」に遭遇した経験から「ものづくりの輝き」にインスパイアされ、照明メーカー退社後に元母校での製作活動を続けてきた。グラフィックデザイン、テキスタイルデザイン、小物デザイン、プレスグッズ企画など、活動の幅広がっていくまでの軌跡を振り返った。
203号室でオリジナルのBAG・帽子・革小物を製作、販売する「Coquette(コケット)」のデザイナー・林きょうこさんは、オリジナルブランドを立ち上げ、経済的達成を目標に掲げて活動していた時期からの活動を振り返り、効果的な商品PRについてのノウハウを披露した。オリジナルの革素材を作り上げていくまでの苦労や、オリジナル商品で安定した収入を得ることができるようになるまでの過程を、実体験に基づいて発表。
造花の付いたオリジナルボールペンで「ザッカ オブザイヤー 2007」を受賞し、オリジナルブランド「bonboog(ボンブーグ)」を中心に活躍を続けるする「SALCO(サルコ)」の吉井智子さん、串田美恵子さんは、同生活雑貨ブランド運営のほか、他企業からの商品開発やノベルティーグッズ、SPツールデザインなどの業務も行っている。「自分たちが作り出していく商品への思いをはじめとし、確かなコンセプトを信じて製作を続けてきた結果が『ザッカ オブザイヤー』の受賞につながったのでは」と話す。現在は、ニューヨーク近代美術館へ、オリジナルデザインのステーショナリーを出展している。
また、手がけるアクセサリーブランドのひとつ「gondoa(ゴンドラ)」を2月23日から「ラフォーレ原宿」(渋谷区)に出店中の谷勇さんは、主体となっているオリジナルアクセサリーブランド「manifani(マニファニ)」について、立ち上げから現在にまでの経過を発表。起業してわずか4年のうちに「TORQUATA(トルクアータ)」「toelle(トエル)」「CORNU(コルヌ)」「ROSA RUGA(ロサルガ)」と4つのブランドを展開するまでに至った、営業提案のノウハウや展示会での考察、ユーザー目線で企画を組み立てていくことを主とした商品開発についてのコンセプトなどを語った。
同施設では2007年9月1日より11月1日まで新たな入居者の募集をしていたが、応募定数4に対して36の応募があった。
台東デザイナーズビレッジ
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