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若手気鋭作家イェッペ・ハインさん、谷中のギャラリーで個展
(2009年01月28日)
谷中の現代美術ギャラリー「SCAI THE BATHHOUSE」(台東区谷中6、TEL 03-3821-1144)で1月16日より、ベルリンとコペンハーゲンに制作拠点を置くイェッペ・ハインさんの個展「Kuru Kuru」が開催されている。
イェッペ・ハインは1974年デンマーク生まれ。鏡に映り込む反射で風景を変容させつつ、同時に風景にカモフラージュしてなじませ、視覚や空間の感覚を惑わせる鏡で出来た迷路の作品や、センサーを使用して観客を噴水の真ん中に誘導し閉じこめてしまう作品など、ユーモア感覚のある切り口を通して鑑賞者を自然に引き寄せ、コミュニケーションの場をつくり出す作品が特徴。各地の美術館での展覧会や国際展で発表するほか、数多くの大がかりなパブリックアートを手掛ける、世界的に注目される若手アーティストのひとり。
2回目となる同ギャラリーでの個展では、展覧会名を「Kuru Kuru」と題し、日本の文化に寄せて選ばれた円形、球形の作品で構成される。「ネオン、鏡、ステンレスなどの素材でできた作品と交流することで、鑑賞者は、鮮やかな驚きや、何かもどかしい感覚、混乱といったさまざまな体験を楽しめる」(同ギャラリー)内容になっている。
初日には、東京芸術大学(上野公園)で作家による公開トークも行われ、自身の作品をつくることになった経緯や考え方など、過去の作品をスライドやムービーを使って紹介。美術関係者や芸大の生徒らが熱心に耳を傾けた。スライドでは作家がハワイにいた際に出会った朝青龍とのスナップを見せるなど、会場に笑いが起こる場面も。
ハインさんは「日本はとても好きな国。春に予定している森美術館での展示も楽しみ」と話す。
開廊時間は12時~19時。日曜・月曜・祝日休廊。入場無料。2月28日まで。
3-Dimensional Circle(関連画像)満月の明かりで自然の暗闇を撮影-谷中で英新進気鋭作家の写真展(上野経済新聞)「ロボット工学」を駆使したアート展-谷中のギャラリーから話題に(上野経済新聞)谷中のギャラリーで横尾忠則さん新作展「ふたつめの壷」(上野経済新聞)SCAI THE BATHHOUSE
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