ヘッドラインニュース
上野公園「芸術の散歩道」に芸大生作の彫刻群−空色の麒麟など
(2008年04月11日)
上野恩賜公園内、旧東京音楽学校奏楽堂(台東区上野公園)前から大噴水へと続く「芸術の散歩道」を挟む両側の芝生に3月より、2008年度の東京芸術大学卒業生による修了制作の立体造形物が搬入・展示されている。
東京芸術大学の宮田学長をはじめとした同大教授らと、上野公園の管理を行う都東部公園緑地事務所職員などによる「上野恩賜公園立体造形選定委員会」が選抜した4作品を、2009年2月末まで展示するもの。地域の芸術と文化の発展、新しい才能の発掘を目的としている。選抜基準として「公園へ遊びに来た幼児が触れても問題のない造形であること」など、公園に集う人々への配慮が多く盛り込まれており、環境全体との調和の取れた作品が選ばれた。
訪れた人の目をひく、鮮やかな空色で形造られた作品「麒麟」の作者・同大デザイン科の熊谷貴明さんは「退屈な毎日も空を見上げることで私たちの心は彩られ、少しずつ変わっていく。『麒麟』が人々と空をつなぐ架け橋になれば」と願いを込める。同大彫刻科修士課程の大石泉さんは「植物、山や大地の有機的なかたちは人間のゆったりとした身体のかたちに似ている」という独特のビジョンから造り上げた「exterior」を展示。「自然物と向き合い、描写することで、自分の内側の部分とも対話しているような感覚に襲われる」とも。
「かくれみの」の出品者である片村信さんは、同大学彫刻科に籍を置いていた。作品の制作過程で「今までよりもう少しだけでも、私と家族のことや、私の育った田舎と今現在の私の回りの社会のことも考えて行かなければ」と感じたと、展示作品に込めた等身大の思いを語った。
上野恩賜公園
- このニュースを友だちに送る
- ソーシャルブックマークに登録
- [PR] 人生を良くする就職。就活サイトはエンジャパン。
- [PR] 転職成功者続出!転職ならエンジャパン。
トラックバック
この記事のトラックバックURL:
http://ueno.keizai.biz/headline/42/trackback.html
トラックバック一覧(1)
上野公園「芸術の散歩道」にて。(2008-05-26 12:30:40)
アーカイブス
「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」ジオラマ展−ヤマシロヤで開催玩具・フィギュアの企画・販売などを手がけるヤマシロヤ(台東区上野6)は10月11日より、同店7階催事場に映画「ナイトメア…
上野公園で「全国大陶器市」─伝統工芸作家・人間国宝作家の作品も上野公園大噴水前広場特設会場で、「佐賀の物産と全国大陶器市」が開催されている。 同展は、焼きもの文化振興・普及・啓発に寄…
東京国立博物館で「大琳派展」始まる−初日3,300人超が来場尾形光琳生誕350年「継承と変奏」をテーマとした「大琳派展」が10月7日、東京国立博物館(台東区上野公園内)で始まり、初…
アムステルダム歴史博物館所蔵品の素描・版画展−東京芸大美術館でアムステルダム歴史博物館所蔵の素描(そびょう)・版画コレクションを展示する「線の巨匠たち」が10月11日から、東京芸術大…
上野駅前の歩道橋に不思議な「ヒツジ」−東京芸大生作品が展示替え上野駅の歩道橋「ペデストリアンデッキ」にある展示スペースに、秋晴れを思わせる色鮮やかな「ヒツジ」が登場した。 毎回季節に…
