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「東京のオペラの森」最後のオペラ公演-小澤征爾氏指揮で上演
(2008年04月14日)
「チャイコフスキーとその時代」をテーマに開催されているクラシック音楽イベント「東京のオペラの森」の核となるオペラ公演「エフゲニー・オネーギン」が4月13日~20日、東京文化会館(台東区上野公園)大ホールで上演される。
同オペラは、同イベントの音楽監督を務める小澤征爾氏が指揮を担当するメーン公演。ドイツで若者文化の中心人物として評され、劇作家・演出家として活躍する、ファルク・リヒター氏を演出に迎える。
2005年には、フィレンツェ劇場との共同制作でR・シュトラウスの「エレクトラ」を、2007年にはパリ・オペラ座とバルセロナ・リセウ劇場との共同制作で、ワーグナーの「タンホイザー」を上演。今年は「ウィーン国立歌劇場」との共同制作となった。
同オペラは、ロシアの国民的詩人・文学者として称えられるプーシキンの韻文小説を原作とし、「白鳥の湖」「くるみ割り人形」などの名作を生み出したチャイコフスキーの傑作。ロマンチックで哀愁漂う旋律で彩られているが、第1幕の心模様を丹念に描き出す場面や、第2幕で静かに歌い上げられるアリアなどは、特に叙情的で美しいと評されている。出演者も、ヨーロッパを中心とした歌劇場で高い評価を受けている、バリトン歌手のダリボール・イェニス氏など、豪華な顔ぶれがそろう。
常設の劇場を持たない中でのオペラ制作は困難を極めることから、小澤氏がタクトを振る同音楽祭のオペラは今年が最後となる。「東京のオペラの森」事務局では、来年以降の予定について検討中とのこと。本場ウィーンよりも早く新演出の舞台を見ることができるという点も「東京のオペラの森」のオペラ公演の大きな魅力。花盛りの上野の森に、春を告げる壮大な音楽が響き渡る。
公演開始時間は、13日・20日=15時~、15日・18日は18時~。
東京のオペラの森
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