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東京芸大大学院生の映像作品−渋谷ユーロスペースで公開へ
(2008年05月23日)
東京芸術大学大学院映像研究科・第2期生修了制作展「GEIDAI#2」が5月24日〜30日、渋谷ユーロスペース(渋谷区)でレイトショー公開される。
上映作品とスケジュールは、昭和の街並みを舞台に男女の性別にまつわる「トラウマの克服」を取り上げる「緑川の底」(吉井和之監督=24日)、少年と義理の妹である少女の無垢(むく)な関係の中にSF要素の融合を試みた「錨をなげろ」(船曳真珠監督=25日・27日)、自由意志の回復のため戦う少年と、宇宙人と人間のハーフである少女との闘争を描いた「second coming」(吉田雄一郎監督=25日・27日)、突飛な前衛的怪作ながら見事なハートウォーミングコメディーでもある「彼方からの手紙」(瀬田なつき監督=26日・28日)、20代の終わりを迎えた若者たちの精神的危機を辛らつな台詞の応酬で描き切った「PASSION」(濱口竜介監督=29日)、怒りの感情を制御する薬品の発明によって訪れた平和な近未来を舞台に、物語の柱となるヒロインの人生を描く「アンナの物語」(山田咲監督=30日)の全6作。
同展の宣伝プロデューサーと上映作「PASSION」のプロデューサーを兼任する藤井さんは、今回の修了展に対しての思いを「多様な映像表現があふれる今、私たちが企画、制作、プロモーションを通して自然と意識したキーワードは『劇場公開』だった」と振り返る。「映画館で映画を見ることとは何か?」というテーマに対し、少数制の同研究科においては「制作規模をわきまえた映画づくりの自覚」と「分業の徹底」がヒントとなり、同時に突破口にもなったのだという。「学術の集大成を目撃するだけでなく、『最新作の映画がそこにある』といった「買い物」として映画館に足を運んでいただければ」とも。
5月24日には、上映前にゲストとして映画批評家の梅本洋一氏と全6作品の監督ら、5月30日には同じく上映前にゲストとして黒沢清監督を招きトークショーを行う。
鑑賞料金は、前売り=700円(1作品)、当日=800円(1作品)。上映時間は全日21時10分から。
東京芸大の作家4人が初のグループ展−千駄木のギャラリーで(上野経済新聞)東京芸大美術館で「バウハウス展」−モダンデザインの原点に迫る(上野経済新聞)ユーロスペース東京芸術大学大学院映像研究科
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