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日暮里富士見坂から「ダイヤモンド富士」-ビル開発で消滅の危機に

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日暮里富士見坂から「ダイヤモンド富士」-ビル開発で消滅の危機に

2011年1月30日のダイヤモンド富士(撮影=石川正)

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 谷中銀座近くの日暮里富士見坂(荒川区西日暮里3)では、1月29日から31日にかけて富士山の背景に夕日が重なる「ダイヤモンド富士」を見ることができる。

 ダイヤモンド富士とは、富士山の背景に太陽が重なる瞬間に、まるでダイヤモンドが輝くような光景になることから名付けられた現象。日暮里富士見坂では毎年1月と11月に見ることができ、今回は16時50分ごろから。

 ダイヤモンド富士の撮影のコツについて日暮里富士見坂を撮影し続けて10年になる地元写真愛好家の石川正さんは「カメラは高級品でなくてもいいが、富士山を大きく写すには、200ミリ以上の望遠レンズが付いた機種がおすすめ。最低でも50ミリはほしいところ。ダイヤモンド富士は多くの人が来て混雑するため、できれば三脚は使わないでほしい」と話す。「坂の頂上付近がベストポイント。富士山に向かって右側から撮ると、左稜線(りょうせん)が少し見えていい。ただし毎年見られるわけではなく、過去には3年くらい見えなかったこともある」とも。

 日暮里冨士見坂のダイヤモンド富士は、これまでも写真愛好家はじめ毎回200~300人の見物客を集めてきたが、新宿区で進行中のビル開発により消滅の危機を迎えている。昨年12月にはイコモスの会合で、日暮里冨士坂の眺望の危機についての報告・提案が採択決議され、事態打開のための勧告的文書が関係者に送付されることになっている。イコモスは、世界遺産登録の審査を行っているユネスコの諮問機関で、今後の成り行きが注目される。

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