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木造大日如来坐像が一般公開-約13億円で落札された仏像

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木造大日如来坐像が一般公開-約13億円で落札された仏像

運慶作とみられる大日如来像(平安~鎌倉時代・12世紀)

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 東京国立博物館・本館(台東区上野公園、TEL 03-5777-8600)で6月10日より、仏師・運慶の作品とみられる「木造大日如来坐像」の一般公開が始まった。

 同如来像は、今年3月にニューヨークで行われた競売に掛けられ、宗教法人真如苑が三越を通じて約13億円で落札。日本の美術品としては過去最高、仏像としても世界最高の金額となり、話題を呼んだ。その後、文化財としての調査と展示を目的とし、同博物館が数年間の予定で寄託を受けているもの。真如苑は、約10年後に立川市と武蔵村山市にまたがって所有する土地に施設を建設し、公開していく方針。

 運慶は鎌倉初期を代表する仏師。東大寺南大門の仁王像など、作品の多くが国宝または重要文化財に指定されている。同仏像は木製で、高さ66.1センチ。表面は金で彩色され、割矧造(わりはぎづくり)と呼ばれる手法で製作されたものとみられている。五輪塔形の木柱(もくさつ)、密教で仏像の魂とされる心月輪(しんがちりん)としての水晶珠、舎利(しゃり)の納入品を完備しているという、運慶作の仏像との共通点する特徴を持っていることなどから、同仏像は運慶作であると推定されている。また、その作風などから、運慶が鎌倉初期に手掛けた作品とみられる。

 開館時間は9時30分~17時(土曜・日曜・祝日は18時まで、7月4日~8月15日までの金曜は20時まで)。月曜休館(7月21日、8月11日、9月15日は開館、7月22日、9月16日は休館)。9月21日まで。

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