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上野駅前の歩道橋に「大きなナメクジ」-東京芸大生の作品展示で

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上野駅前の歩道橋に「大きなナメクジ」-東京芸大生の作品展示で

シェルター内に展示されている「ナメクジ」の様子

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 上野駅の正面玄関から昭和通りにかかる歩道橋「ペデストリアンデッキ」に設置されている、シェルターと呼ばれる展示スペースに6月1日から、大きな「ナメクジ」のオブジェが出現し、同デッキを歩く人々の目を引いている。

 同シェルターは台東区が管理しており、各種助成事業の対象となった企業の製品を展示することを目的として作られた。今回の展示は、同シェルターの一角を東京芸術大学(台東区上野公園)が、同デザイン科の2年生の課題を展示するスペースとして利用しているもの。昨年に続き、今年が2回目の試みとなる。

 現在展示されているのは、濱田祐基さんの作品「怒りの兜(かぶと)は梅雨を晴らすか」。スペースのウインドー部分にべったりと足をつける2匹の「ナメクジ」の頭部には、革素材で作られた「カブトムシの角」「クワガタの角」がそれぞれ装着されている。「生き物」というテーマと、ポリスチレン樹脂を原料とする「スタイロフォーム」を素材に、学生各々が制作した全45作品の中から選抜されたもの。同大学では、同学科の2年生を対象に、素材に関する知識を養う科目「マテリアル」の授業の一環として、同課題制作を盛り込んでいるのだという。ディスプレーする上でのメーンテーマには「地域の人々との関わり」。作品の選抜基準は、完成度はもとより「季節に合ったもの」「展示スペース内の空間に合った形状であること」(同大学)などで、同スペースへの作品搬入、搬出も学生らの共同作業によって行われる。来年3月31日まで、毎月1作品ずつ展示が変わっていく予定。

 今年度の第1作目として披露されている同作品は、「こういう試みは、見ていて面白い」「何だろうと思って近づいたら、目を奪われた」「自分が毎日訪れる街で、こうした未来のアーティストが芽吹いていると思うとうれしい」など、デッキ利用者からも好評を得ている。月ごとに展示が変わっていくことを知って、「次回の作品がどんなものなのか楽しみ」との声も。

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