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元上野動物園長、鳥の足型本を出版-原寸大で318種掲載

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元上野動物園長、鳥の足型本を出版-原寸大で318種掲載

上野動物園元園長の小宮輝之さんが出版した「鳥の足型・足跡ハンドブック」

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 上野動物園の元園長・小宮輝之さんによる「鳥の足型・足跡ハンドブック」(文一総合出版)が7月、出版された。

 ツバメやカモメ、ドバトなどの身近な鳥から、トキやオオワシ、ライチョウ、コアホウドリなどの絶滅危惧種や天然記念物まで、日本で見ることができる318種に及ぶ鳥類の足型・足跡を全て原寸大で掲載した。多摩動物園の飼育係である杉田平三さんとともに執筆した。

 小宮さんは好奇心と収集癖から鳥の足型・足跡を収集し始め、現在は国内外合わせて600種類を超える足型コレクションを所有している。「カモの足ヒレは2枚だが、潜水の得意なウの足ヒレは3枚。足型にはそれぞれの鳥の生き方が現れており、たくさんの足型を並べて比較すると鳥のいろいろな側面が見えてくる」と小宮さん。奈良県で弥生時代の水田から鳥の足型が発掘された際、小宮さんの尽力もあり、コウノトリの足型であることが確認された。

 掲載されている足型は動物園で鳥が死亡した際や、治療のために麻酔をかけた際、調査のために捕獲した際などに採取。原寸大にこだわった理由については「縮小すると迫力がなくなってしまう」という。「自然探索の際に、出会った足型を確認することに役立ててほしい」とも。

 小宮さんは昨年7月に同園を退職した。「これからは自分の研究のために時間を使うことができる。今後も足型コレクションを増やしていきたい」と意気込む。

 価格は1,680円。来年には哺乳類の足跡を集めた本の出版も予定している。

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