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千駄木に「森鴎外記念館」-所蔵資料1万3千点、カフェ併設も

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千駄木に「森鴎外記念館」-所蔵資料1万3千点、カフェ併設も

団子坂に開館した「文京区立森鴎外記念館」

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 千駄木・団子坂に11月1日、「文京区立森鴎外記念館」(文京区千駄木1、TEL 03-3824-5511)が開館した。

 明治時代の文豪として知られる森鴎外が30歳から60歳で亡くなるまで住んだ住居「観潮楼(かんちょうろう)」跡地に建設された同館。約308平方メートルの展示室と、図書館、講座室、ミュージアムショップなどを設けるほか、館内にはカフェ「モリキネ」や休憩室なども整備する。

 敷地内にある大イチョウは、鴎外がこの地に移り住んだ時代から植えられているもの。敷石や門柱跡なども観潮楼時代からそのまま保存されており、森鴎外が生活した足跡をたどることができる。

 文京区では1962(昭和37)年から「文京区立森鴎外記念本郷図書館」、2006年より「本郷図書館森鴎外記念室」として同地で森鴎外の資料展示などを行いながら普及啓発に努めてきた。2008年から改築を行い、森鴎外生誕150年となる今年に同館が誕生。3月31日現在、所蔵する資料総点数は直筆原稿や愛用品など1万3000点余り。

 現在、開館記念特別展として「150年目の森鴎外―観潮楼からはじまる」を開催。森鴎外の年表や、文人たちとの交流を表す書簡や愛用の文机(ふみづくえ)などを展示。3台のタッチパネル式デジタルサイネージを採用し、直筆原稿なども展示している。「デジタルサイネージを導入することで、来館者により多くの資料をご覧いただくことができるほか、資料の劣化も防ぐことができる」と同館。

 1日数百人の来館者でにぎわいをみせる同館。「森鴎外ファンの方や、研究をする学生らが多い。また、谷根千地域にはゆかりの文人も多く、文学散歩のコースとしても親しまれている」(同館)。今後も、特別展や企画展をそれぞれ年に2回ずつ実施していく方針。「森鴎外を軸に、文人や文化人との交流なども紹介しながら、文京区の魅力を発信していきたい」と話す。

 開館時間は10時~18時(入館は17時30分まで)。展示観覧料は、通常展=300円、特別展開催時は展示により料金が異なる。第4火曜および年末年始休館。

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