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清水観音堂に「月の松」復活-新たな観光名所に期待

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清水観音堂に「月の松」復活-新たな観光名所に期待

清水観音堂に復活した「月の松」

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 上野公園内にある「寛永寺 清水観音堂」(台東区上野公園、TEL 03-3821-4749)に12月、「月の松」が150年ぶりに復活した。

 独特の枝ぶりが特徴の月の松。江戸時代から庶民に親しまれており、江戸の名所を描いた歌川広重の連作浮世絵シリーズ「名所江戸百景」には「上野山内月のまつ」「上野清水堂不忍ノ池」の2枚に描かれている。しかし、明治初期の台風で消失したままとなっていた。この復活について同寺では、「江戸の風景を取り戻し、新たな観光名所として上野公園を盛り上げたかった」と話す。

 17日には除幕式が行われ、正式にお披露目された。「月の松を目当てに高齢者を中心に多くの方が訪れている」と同寺。ヨーロッパを中心とした外国人観光客も多数訪れており、浮世絵に描かれた風景をカメラに収める姿も見られる。

 円形にくるりと一回転する枝は足立区の造園職人の手によるもの。「この造形を生み出すことは難しく、都内でもわずかな職人しかできない」と同寺担当者。「今年3月までには、公園整備事業の一環として月の松の下にある桜を移設する。月の松から不忍池弁天堂が見えるように環境を整える予定」とも。

 清水観音堂は京都の清水寺を模して1631(寛永8)年に建立。安産祈願や人形供養の寺院として知られている。

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