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鈴本演芸場のついたてが41年ぶりに復活-入谷の寺で発見

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鈴本演芸場のついたてが41年ぶりに復活-入谷の寺で発見

鈴本演芸場の高座に復活したついたて

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 上野・鈴本演芸場(台東区上野2、TEL 03-3834-5906)の高座に昨年12月、41年ぶりについたてが復活した。

 ついたては、歌舞伎絵看板師の鳥居忠雄さんの手による獅子が描かれたもの。1970(昭和45)年まで、その存在が確認されていたものの、ビルの建て替え工事によって、その行方がわからなくなってしまっていた。昨年10月に入谷・正洞院にて行われた先代石亭・鈴木肇さんの17回忌の法要中に現在の石亭である鈴木寧さんが発見。交渉の末、鈴本演芸場に戻され高座に復活した。

 この経緯について、「正洞院でも代替わりをしていたため、今の住職もこのついたてがどうして寺に存在しているのか知らなかったらしい」と鈴木さん。「住職も『元の持ち主の手に戻るのはとてもいいこと』と、ついたての返還を快諾してくれた」と話す。

 12月上席から復活したついたてについて、かつて、これが置かれていたことを覚えている客もおり、「懐かしいという声も多い」という。落語家の中でも、桂文楽さん、三遊亭金馬さん、三遊亭圓歌さんなどのベテランは「このついたての存在を覚えていた」とも。

 41年前は、舞台出入り口の目隠しとして使われていた。現在は目隠しとしてではなく、高座の飾りとして使う。「芸の邪魔になるのではと心配したが、芸人からも高座に貫禄が出たと好評」と鈴木さん。「今後も、このついたてはずっと高座に置いておく」と話す。

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