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上野の老舗和菓子店「うさぎや」が創業100周年-ハワイでどら焼きも

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上野の老舗和菓子店「うさぎや」が創業100周年-ハワイでどら焼きも

昭和62年に落成した、3代目となる現在の店舗

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 上野松坂屋の向かいにある和菓子店「うさぎや」(台東区上野1、TEL 03-3831-6195)が今年、創業100周年を迎えた。

 同地に1913(大正2)年に創業し、現在は4代目の谷口拓也さんが店主を務める。「富山から上京してきた曾祖父(そうそふ)の初代・谷口喜作が、銀行員などを経た後、和菓子の神様と呼ばれた松田咲太郎さんと知り合ったのをきっかけに開店した。祖父の2代目・谷口喜作はその名前を継いだが、二人とも早世したため、3代目の父は名前を継がなかった」という。

 谷口さんは大学卒業後に一般企業に3年間勤め、1988(昭和63)年に同店で働き始めた。店主を継いだのは2002年。「最初は、地下にある工場で菓子作りから学んだ。3代目までは自分で作っていなかったので、僕が工場で働いた経験のある初めての店主。当時の職人さんが高齢化していたので、自分で作れるようになれば、何かあったときにもお店が維持できると考えた」と話す。

 同店はどら焼きの名店として知られるが、ほかにもさまざまな種類の和菓子を販売。「初代は『喜作最中』、2代目は『どら焼き』、3代目は『うさぎまんじゅう』と、看板メニューを考案してきた。僕も一昨年に『どら餡(あん)SOYソフト』という豆乳ソフトクリームにどらやきの餡を混ぜた新メニューを出した。好評だったものの材料調達の都合で一時休止しているが、さらにおいしいものを目指して開発中」

 4代目から始めた取り組みはほかにもある。「食材以外には予算をかけずにできるだけ安価で提供するという店の方針から、以前はビニール袋しかなかったが、有料の紙袋を用意した。年に1~2回、ハワイのアラモアナセンターでどら焼きを販売しており、これも定期的に続けていきたい。以前は、店の歴史をできるだけ壊さないようにと心がけていたが、数年前から『自分=うさぎや』だと思えるようになってきた。歴史を守りつつ、新しいことにも取り組んでいきたい」と意気込む。

 営業時間は9時~18時。水曜定休。

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