天気予報

25

15

みん経トピックス

東京芸大でフェンディ展千駄木に角パン専門店

千駄木・ファーブル昆虫館「虫の詩人の館」、昆虫にかける情熱で7年間

  • 0
千駄木・ファーブル昆虫館「虫の詩人の館」、昆虫にかける情熱で7年間

千駄木にあるファーブル昆虫館「虫の詩人の館」

写真を拡大 地図を拡大

 千駄木小学校近くのファーブル昆虫館「虫の詩人の館」(文京区千駄木5、TEL 03-5815-6464)が3月6日、開館7周年を迎えた。

虫の詩人の館、館長の奥本大三郎さん

 2006年3月に開館した同館は、NPO法人「日本アンリ・ファーブル会」理事長で、「完訳 ファーブル昆虫記」(集英社)の翻訳を手掛ける奥本大三郎さんが、自宅を建て替えて開いた。

 ファーブルゆかりの南フランス出身の建築家アンリ・ゲイダンさんが設計した外観は、白い繭がモチーフになっており、白銀色の壁面に、南仏独特のイエローペイントをアクセントにし、丸みを帯びたデザインが特徴。

 地上4階・地下1階建ての建物は、地下1階と1階のみ一般公開する。1階では、奥本さんが「美的でアトランダム」に展示した色鮮やかなチョウの標本が並ぶ。地下1階では、ファーブルが育った南仏の村の家を忠実に再現。敷地内には、昆虫の餌になるエノキやクヌギといった樹木を植えるなど、虫目線に立った工夫を凝らしている。

 2階~屋上は通常時には非公開となっている。2階は標本収蔵庫で、数万点の昆虫標本が収蔵されている。収蔵庫の中には、奥本先生のコレクションの他、管理を託された寄贈標本、来場した子供たちが採集した昆虫も含まれている。3階は約30人収容の集会室になっており、標本教室などのイベントを開催する。4階は奥本さんのファーブルに関する研究室で、屋上では昆虫や植物を育てている。

 奥本さんはこれまでを振り返り「とにかく虫が好きという気持ち、昆虫にかける情熱だけで7年間やってきた。3階の集会室で開催される標本教室は、開催のたびに幅広い年齢層から申し込みがある。評判を聞き付けてか、蔵書や標本を寄贈されることも多く、ボランティアスタッフの協力がなければ整理が追い付かない。これからも、地域の皆さんと共に活動をしていけたら」と話す。

 開館時間は13時~17時。土曜・日曜のみ開館。入館無料。

グローバルフォトニュース