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入谷のライブハウス兼シェアハウスが12周年-ミュージシャンら「切瑳琢磨」

入谷のライブハウス兼シェアハウスが12周年-ミュージシャンら「切瑳琢磨」

かっぱ橋道具街近くのシェアハウス「なってるハウス」

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 入谷駅から徒歩10分ほどのかっぱ橋道具街近くのシェアハウス「なってるハウス」(台東区松が谷4、TEL 03-3847-2113)が12周年を迎えた。

 オーナーで尺八奏者の杉沼さんは過去にニューヨークで生活し、ジャズ演奏家らと同じアパートに暮らした。アパートのそこかしこで楽器を練習する音が聴こえ、どこかの部屋でセッションが行われていた。「あのフレーズかっこいい、あいつ腕を上げたな、俺も頑張んなきゃ」という「切瑳琢磨(たくま)する場所」を日本でもできないかと考え、ねじ会社だった築30年ほどの5階建てのビルを13年前に買い取り改築した。もとは住民のためのリハーサルや交流のためのスペースだった1階は「現在進行形の」ジャズのライブハウスとなり、12周年を迎えた。

 店長で管理人のミュージシャン広沢さんは「要は学生寮のような造り。以前はそこが弱点だったが近頃はシェアハウスやゲストハウスが広まり、受け入れてもらいやすくなった」と話す。「この12年間でライブハウスとしては実績を上げてきた。今後は当初のアイデア通り、住民同士セッションしたり共有スペースとして使ったりする場所としても1階を機能させたい」  住居スペースは2~5階合わせて11室。それぞれ約6~7畳。各フロアにトイレ・シャワー室、各部屋にエアコンを完備。2階の共同キッチン、屋上には洗濯機が3台と練習用の小型スタジオを用意する。住民はライブハウスを半額で利用でき、出演のチャンスもある。家賃は4万5,000~6万3,000円で、入居時に敷金1カ月。2年ごとの更新時に更新料はかからない。

 「4月にホームページを立ち上げたこともあり、入居問い合わせや内覧依頼は順調」と広沢さん。現在はドラム、サクソホン、ギター、弾き語りなどを奏する20~30代の男女が入居している。

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