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谷中名物「ヒマラヤ杉」が伐採の危機に-守る会発足、署名活動も

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谷中名物「ヒマラヤ杉」が伐採の危機に-守る会発足、署名活動も

ランドマークとして知られているヒマラヤ杉

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 谷中のランドマークとして知られるヒマラヤ杉(台東区谷中1)が伐採される可能性が出てきたとして、5月、「ヒマラヤ杉と寺町谷中の暮らしと文化、町並み風情を守る会」が発足した。

植木鉢に植えられていた頃のヒマラヤスギ

 同会は谷中・上野桜木地区の14町会による「谷中地区町会連合会」と、町会に加え下谷仏教会や谷中コミュニティ委員会、商店会も参加する「谷中地区まちづくり協議会」が発足させたもので、谷中の町ぐるみでの活動となる。両方の会で会長を務めるのは野池幸三さん。「谷中は人のつながりが強く、とても住みやすい寺町。しかし最近は投機の対象になるなどして、その良さを維持し辛(づら)くなってきた。2つの会は、谷中の文化を大事にしながら、子どもからお年寄りまで安心して暮らせる町作りをしてくために活動してきた。町づくりは行政がするものではなく、自分たち自身でするもの」と話す。

 ヒマラヤ杉は隣に店を構える「みかどパン」現店主の祖父である初代店主が戦前に植木鉢で育て始めたものが大きくなったものだという。「ヒマラヤ杉周辺の土地は昨年、関西のデベロッパーに買われた。最近になってヒマラヤ杉を切る可能性があるという話を聞き、守る会を発足した。ヒマラヤ杉は長年町の人に親しまれ、町歩きを楽しむ人にとっても谷中のシンボルになっている」と野池さん。

 守る会では署名活動を始めている。「ヒマラヤ杉を守ること、子どもからお年寄りまで安心して暮らせる町づくりを行うこと、谷中に関わる人たちが協力して文化を守ることの3つに賛同して署名してもらう。6月4日に行った署名活動では4時間で約400の署名が集まった。現在は谷中かいわいの店に署名ステーションになってもらい、店頭でも署名ができるようにした。オンライン署名も始めた」という。「地権者とけんかするための署名ではない。谷中の住民や谷中を愛する人の声を伝えて、谷中の文化を考慮した土地開発をしていただけるようアピールしていきたい」と話す。

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