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根津のアンティーク着物店「ポニアポン」10周年-美しい着方伝えること「使命」に

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根津のアンティーク着物店「ポニアポン」10周年-美しい着方伝えること「使命」に

カラフルな着物が並ぶ店内で、店主の大野らふさん

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 根津駅近くのアンティーク着物店「Ponia-pon(ポニアポン)」(文京区根津2、TEL 03-3821-6270)が5月、開店から10年を迎えた。

 大正から昭和初期に作られたアンティークの着物を専門に扱う同店。店主の大野らふさんは、開店以前はライターとして活動していた。「最初はライターの仕事を続けながらやれる範囲でと思い、月に7日間の営業だった。ちょうどアンティーク着物ブームがピークになる前夜といった時期で、初日からすごい数のお客さんが来てくれた」という。

 店頭にはカラフルで個性的な柄の着物が並ぶ。「感覚的に選んで仕入れているが、強いていえば昭和のはじめのものが中心で、アールヌーボーやアールデコに影響を受けた和と洋が混ざっているようなものが多い。昔はみんなが着物を着ていたから、今と違ってさまざまなデザインのものが生み出されていた」という。同店オリジナルの浴衣や半幅帯も提供する。  客層については「20代から60代くらいまで幅広く、日本全国から来られる。アンティーク着物というマニア度の高い着物が好きということで、お客さん同士が友達になることも多い」と大野さん。

 この10年は「あっという間だった。ここまで続けてこられたのはありがたい。お客さんがどんどん育ってきて、自分がどういうものが好きなのかクリアになっていったり、最初は高校生だった子が立派な女性になっていったり、自分の着物を買いに来ていた方がお母さんになり娘さんの七五三の着物を探すようになったりと、お客さんのコーディネートの上達と変化を見てこられたのが楽しかった」と振り返る。

 「アンティーク着物はだいぶ市民権を得てきたが、汚いと思っている人や着物のルールはこうであると思い込んでいる人もいる。きれいな物を扱っているのはもちろん、アンティーク着物を上手に着る方法やコーディネートのコツを伝えるのが使命だと感じている」と話す。

 営業時間は13時~18時30分(土曜・日曜・祝日は19時まで)。水曜・木曜定休。

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