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科博の「シロナガスクジラ」修復完了-「より実態に近づき」バージョンアップ

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科博の「シロナガスクジラ」修復完了-「より実態に近づき」バージョンアップ

リニューアルした科学博物館の「シロナガスクジラ」

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 上野・国立科学博物館(台東区上野公園)の屋外に常設展示されている実物大模型の「シロナガスクジラ」の修復が完了した。

塗装から義眼に変更された目

 改修期間は3カ月間で9月に完了した。改修ポイントは斑紋(はんもん)・義眼・体毛の3つ。胴体は全体的にやや淡い色調に塗り直され、最新の研究に基づいて斑紋が施された。眼球は今までの塗装によるものから義眼が埋め込まれた。感覚毛といわれる体毛が下顎(あご)、上顎の口縁、噴気孔の周辺に配された。同館広報担当の吉野千津さんは「特に義眼は、当館の研究者に何度もダメ出しを受け完成に行き着いたもの」と話す。「より実態に近づき精悍(せいかん)な感じに変身した」

 この実物大の模型は、体長30メートル、体重約150トンのメスの大人のシロナガスクジラが、海面での深呼吸を終えて急速に深く潜ろうとしているところ。1994年に製作され、現在3代目にあたる同シロナガスクジラは地球上に生息する最大の動物で、英語ではブルーホエールと呼ばれている。20世紀初めには20万頭以上いたといわれているが、1966年に捕獲が禁止されるまでに激減し、今では1万頭程度といわれている。

 開館時間は9時~17時(金曜は20時まで)。月曜休館。シロナガスクジラは常時閲覧できる。

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