「妖怪☆いちご大福」の季節到来-日暮里の和菓子店で好評販売中
JR日暮里駅近くの和菓子店「江戸うさぎ」(荒川区西日暮里2、TEL 03-3891-1432)で販売している「妖怪☆いちご大福」が現在、イチゴが旬の季節を迎え人気を集めている
2012年1月、妖怪をイメージして同店が開発した「妖怪☆いちご大福」。発売後「かわいい」「気持ち悪いけど面白い」などと話題となり、テレビ・雑誌・新聞などでも多く取り上げられ爆発的にヒットした。その後、通年で提供する「妖怪☆あんず大福」、夏季限定の「妖怪☆水大福」、秋~冬限定の「妖怪☆栗大福」などの「妖怪」シリーズが生み出された。
商品を企画した横尾さんは「和菓子は素材の味が大切。妖怪いちご大福を目当てに来店いただくお客さまは多く、通年で提供できないかと試作したこともあるが旬の素材に届くおいしさは出せず妥協もできず、イチゴの季節だけに販売することになった」と話す。「近年はイチゴが出回り始めると『いちご大福まだですか』という問い合わせの電話も多く、世の中はブームというものがあるので人気の継続はいつも心配だが、うれしい反響」とも。
今季は少し早めの12月から販売開始し、1日150~200個、週末は250個ベースを出荷する。「手作りのためどうしても手の限界があり最大300個。この数を毎日作るのは無理で…」とうれしい悲鳴の中、「ホワイトデーのギフトにもインパクト大」とさらなる出荷が見込まれ、3月14日着希望の発送枠は残りわずかという。
「妖怪☆いちご大福」はミルク餡・小豆こし餡の2種類で、価格は240円。営業時間は9時~18時。日曜・祝日定休。オンラインショップでも販売する。