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国立科学博物館で「ダイオウイカふたたび」展-寄贈された「大王烏賊深海図」展示

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国立科学博物館で「ダイオウイカふたたび」展-寄贈された「大王烏賊深海図」展示

「ダイオウイカふたたび『大王烏賊深海図』特別公開」で展示されている大王烏賊深海図

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 上野・国立科学博物館(台東区上野公園)で7月1日、「ダイオウイカふたたび『大王烏賊深海図』特別公開」が始まった。

 昨年7月に開催された特別展「深海」はダイオウイカが話題を集め、3カ月で入場者数59万人以上を記録。プロモーションの一環としてマンガアーティストの寺田克也さんによる巨大な「大王烏賊(いか)深海図」(8メートル×2.7メートル)が制作され上野駅に掲示されていたが、同展に寄贈され展示される。「寺田さんのご厚意で肉筆原画が当館に寄贈されることになった。画面いっぱいの原寸大ダイオウイカとその足がとらえるマッコウクジラ。迫力の水墨画をぜひご覧いただければ」(同館広報吉野さん)。

 同展では同図の展示と、今年明けから頻繁に発見・捕獲されたダイオウイカについて、なぜ日本沿岸で次々と出現したのか、その謎とメカニズムの一端に迫った担当研究者・窪寺恒己同館標本資料センターコレクションディレクターによるパネル解説と併せて展示する。

 開催初日には、同図の制作者であり寄贈者の寺田克也さんへの感謝状贈呈式が行われた。寺田さんは「とにかく大きいので寄贈させてもらってむしろ感謝している」と場内に笑いを呼び、「イカ墨で原寸大で描くというのに引かれ、また、国立科学博物館の窪寺ディレクターからの『皆さんの心の中にあるダイオウイカを描いてくれればいい』との言葉に、アカデミックにではなくこの世にないものを描いてきた自分にとって、ダイオウイカも伝説のモンスターという攻め方で描けばいいということで、お引き受けした」と振り返った。「実際はイカ墨を1リットル準備することはならず、食用のイカ墨パウダーを水で溶いたものを使った。香りがいいのでビールが飲みたくなるほど。2枚の和紙をつないで8メートルもの大きな絵を描くのは初めてで、もちろん家では描けないし下書きもせず約10時間で描き上げた」とも。

 開館時間は9時~17時(金曜は20時まで)。月曜休館。今月20日まで。

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