上野公園・不忍池のハスの花が見頃に-8月中旬まで
上野公園・不忍池で現在、ハスの花が見頃を迎えている。
江戸時代からハスの名所として知られている不忍池。水面を覆い尽くした葉の間から伸びた花を見るため、アマチュアカメラマンや外国人観光客などの見物客が訪れている。
今年春からは野外ステージ近くに「ハス観察ゾーン」が設けられ、池の内部に造られた桟橋からハスを間近に観察できる。「現在は、この桟橋付近や湯島口付近で見頃となっている。今後は、弁天堂付近のハスも見頃となってくる」と公園事務所担当者。
桟橋で囲われた湖面には、かつて不忍池に生育していた「明鏡蓮」「蜀紅蓮」「浄台蓮」「不忍池斑蓮」と4種のハス、「大賀蓮」の計5種が植えられているが、まだ開花には至っていない。「本来であれば今の時期に開花を迎えている予定だった。今年の開花は難しいかも」
例年、見頃は8月中旬まで。開花・生育状況についての情報は、東京都建設局のフェイスブックページやツイッターなどで発信している。