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根岸のお好み焼き店、壁画リニューアル-銭湯ペンキ絵師が描画ライブ

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根岸のお好み焼き店、壁画リニューアル-銭湯ペンキ絵師が描画ライブ

根岸のお好み焼き・もんじゃ「いこい」で壁画制作中の銭湯ペンキ絵師・中島盛夫さん

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 JR鶯谷駅から徒歩3分にあるお好み焼き・もんじゃ店「いこい」(台東区根岸3、TEL03-3875-7170)で9月28日、銭湯ペンキ絵師・中島盛夫さんによる壁面リニューアルが行われた。

出来上がった銭湯絵

 同店にはもともと、店内に中島さんの描いた富士山のペンキ画があり、銭湯愛好家の多くから支持を集めるお好み焼き店だった。店主の伊達さんによると、「(店の)サイズに対して富士山が大きい。気に入らない部分があるから描き直したい」との中島さんの厚意で、今回の絵が描き換えられることになったという。

 当日は、上野「燕湯」おかみさん、東日暮里「斉藤湯」斉藤さんをはじめ、庶民文化研究家で銭湯研究家でもある町田忍さん、町田さんが講座を務める世田谷美術館の銭湯巡りの会、地元根岸のチンドン芸能社など、銭湯を愛する人々約30人が集い、ライブペインティングを見守った。

 はしごを登り下りしながら、ローラーや寸胴刷毛(ずんどうばけ)で一気に塗りつぶしたり、刷毛のひと筆の中に濃淡を備える技法を使ったりの下絵作りに40分。途中、町田さんは「実際の銭湯はこの絵を縦にして横に約5倍した大きさ。松も5倍」「ペンキ画は奥行きを出すのが難しい。空塗り3年、松の木10年、富士山一生」「これは朝日。夕日は沈むので銭湯画としては縁起がよくない」「一番神経を使うところ」「前作とこれほど違うとまたいいね」など要所で解説を加え、場内を沸かせていた。

 中島さんから指令が飛び、町田さんが「新幹線」を加筆する姿も見られた。その後、細部の描き込みや、松を描くのに約40分をかけ。開始から約2時間後、サインの日付が2012年11月18日から2014年9月28日に書き換えられると大きな拍手に包まれた。中島さんは今回の絵について「ここに来てから決めた」と話す。

 中島さんは1945年生まれ。「昔は50号の油絵を描いていたこともあるがすっかりペンキ絵に魅了された。50年になる」。燕湯、寿湯(東上野)、三筋湯(三筋)、荒井湯(墨田区本所)、大黒湯(足立区北千住)などのほか、六本木ヒルズのグーグル本社や東京ソラマチ「がっちゃら屋」でもペンキ絵を手掛け、7月には銀座コムデギャルソンでも制作。「どうぞ銭湯に行ってください」とコメント。

 営業時間は17時~23時。火曜・第3水曜日定休。

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