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谷中の全生庵で「幽霊画展」-応挙ら日本画家の作品が一堂に

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谷中の全生庵で「幽霊画展」-応挙ら日本画家の作品が一堂に

圓朝氏によって集められた幽霊画約40点を陳列する展示室の様子。 ©全生庵

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 谷中三崎坂沿いにたたずむ「全生庵」(台東区谷中5)で開かれている夏の恒例行事「三遊亭圓朝コレクション 幽霊画展」に今年も多くの人々が足を運び、「何ともいえない涼しさ」を満喫している。

 全生庵は「幕末の三舟」と称される山岡鐵舟によって、明治維新の際に活躍した志士らを弔うために建てられた寺院。同時期に落語界の大看板と称えられ、「怪談牡丹灯籠」「真景累ヶ淵」などの原作者として知られる三遊亭圓朝も同寺院に眠っている。同展は圓朝氏によって集められた幽霊画約40点を、命日にあたる時期に毎年虫干を兼ねて陳列するもの。

 展示作品は「足のない幽霊」を初めて描いたと言われる円山応挙の作品や、圓朝氏の怪談話に登場する一幕が表現された、尾形月耕の「怪談牡丹燈籠図」のほか、河鍋暁斎、歌川広重など著名な日本画家らによる名作が一堂に会している。柳、月、髪の長い女性などをモチーフに描き上げられた作品からは、日本画特有のおどろおどろしさや、冷ややかな雰囲気が感じ取れる。そのほか、鬼々迫る表情の前妻が後妻の骨をたたくといった構図、病み衰えた女郎の末期の姿など恐ろしい印象を受けるもの、はかなげな姿や表情などから「美しさ」を感じ取れるものまで、幽霊を「幅広く」網羅している。

 同展を鑑賞した女性は「昼間なのに展示室へ入った時に冷やりとした空気を感じた」としたうえで、「今までただ単に『怖いもの』という概念で幽霊をとらえていたが、展示を見て覆った。絵画に詳しいわけではないが、作品群をしばらく眺めているうちに引きつけられるような魅力を感じた」と話す。

展示時間は10時~17時。観覧料300円。8月31日まで。

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