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「一箱古本市」発案者が本の旅のエッセー本を発売 日本各地を旅人目線で執筆

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「一箱古本市」発案者が本の旅のエッセー本を発売 日本各地を旅人目線で執筆

「ほんほん本の旅あるき」を手にする著者の南陀楼綾繁さん

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 谷根千エリアで毎春開催される企画「一箱古本市」発案者のライター・編集者「南陀楼綾繁(なんだろうあやしげ)」さんの新著「ほんほん本の旅あるき」が4月28日、発売された。

 フリーマーケットのような形式で出店者が段ボール1箱分の古本を持ち寄って販売する「一箱古本市」は谷根千エリアで開催している「不忍ブックストリート」という本に関するイベントのメーンとして開催され、いまや全国各地に広がっている。同書では、南陀楼さんが「一箱古本市」への参加やトークショーへの出演など、本をきっかけとして訪ねた日本各地での書店、食べ物、映画館、会った人のことなどが書かれている。

 「2009年に出した『一箱古本市の歩き方』という本では、一箱古本市はどういうもので、それを地方ではどういう人たちがやっているかということを取材して書いた。ただ、そうした人たちがどういう思いを持っていて、普段どんな活動をしているかまでは触れられなかった。『ほんほん本の旅あるき』では、本のある場所をベースにしながらも、街や人について、わりと僕の感じたままを書いた」と南陀楼さん。エリアごとに旅歩きマップも掲載している。

 本を通した人との出会いについて「いろいろなジャンルがあるけれども、本という媒体自体が好きな人は、読む傾向が違っても共通して話がしやすいという良さがある。『一箱古本市』の助っ人さん(ボランティアスタッフ)でも、50代の人と高校生が世代差を感じずに話ができている。この本の中でも、行った先で地元の本好きの方や本に関わる仕事をしている方との出会いがあり、僕が『この街でも一箱古本市をやったら面白いよ』とたき付けていることもある」と話す。

 訪ねた場所は石巻、仙台、新潟、津、鳥取、松江、鹿児島など、20カ所ほど。「旅で行く人はもちろん、書いた場所の地元の人にも読んでもらえたら。旅人の目線で書いているので、本当は違うよと思うところもあるかもしれないけれど、日々暮らしていても意外と見逃しているところもあるかもしれないので」とも。

 価格は1,728円。

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