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上野で三遊亭圓朝の怪談上演 築100年超の古民家が舞台

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上野で三遊亭圓朝の怪談上演 築100年超の古民家が舞台

「疎開サロン」公演「タルチュフ」より

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 上野桜木にある日本家屋「市田邸」(台東区上野桜木1)が、9月22日~25日に行われる演劇ユニット「疎開サロン」の公演「牡丹燈籠」の予約受け付けを始めた。

 「疎開サロン」は2006年から、演出家の田丸一宏さんを中心に台東区を拠点にして活動する演劇ユニットで、古典劇を現代的な解釈で読み解き発信している。名前の由来は、本のページを開いて見つけた単語の組み合わせから。台東区芸術文化支援制度の対象企画となっている本公演では、三遊亭圓朝の怪談「牡丹灯籠」を上演。舞台は会場の「市田邸」がある谷中(やなか)で、登場人物が根津に住むほか、圓朝の墓も谷中にある。田丸さんは「帰りに劇の舞台を感じながら町を歩いてくれたら」と話す。

 「今の世を圓朝が描いたらどうなるかを考えて演出したい」という田丸さん。古典劇のせりふはそのままに、現代の世相を映した設定を取り入れることで、「昔の人が見た感覚で今の古典劇を見られるように」と工夫を凝らす。俳優の黒木佳奈さんは演劇の魅力を「人間の本質が、外国のものでも何百年もたったものでも伝わる」ことだという。田丸さんは劇を通じて「自分の生きている状況について考えを巡らせてくれたら」と期待する。

 市田邸は1907(明治40)年、布問屋を営んでいた初代・市田善兵衛によって建てられた。国登録有形文化財建造物にも指定され、現在は芸術文化活動の拠点として幅広く利用されている。

 開演は、9月22日=12時・16時・19時30分、23日=16時・19時、24日=12時・16時・19時、25日=15時・18時。料金は3,500円(全席自由)。

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