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東京都美術館で新発想のアート企画選抜展 新人作家の登竜門目指す

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東京都美術館で新発想のアート企画選抜展 新人作家の登竜門目指す

小田伊織さんの作品「Sky Walk」

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 上野公園内の東京都美術館(台東区上野公園、TEL 03-3823-6921)で11月26日、「第5回都美セレクショングループ展」が始まる。

2012年の同館リニューアルの際、新事業展開の一つの柱として始まった連携展事業。同展は、その中でも展覧会の企画自体を公募する展示として始まり、今年で5回目となる。

 館内3つのギャラリーを使って5グループが発表する同展。前半2グループのうち、今年で参加4回目となる工芸グループ「月火水木金土日」は、陶芸・染織・染色・木工・木漆・金工・ガラスと、さまざまなジャンルから16人の作家が集まったアーティスト集団。「想(おも)いアラタに」と題し、工芸の「これまで」と「これから」をテーマにした作品を発表する。武蔵野美術大学通信教育課程日本画コースの卒業生や講師が参加するグループ「キョウノドウキ展実行委員会」は、矩形(くけい)の画面に描くことについて改めて思考し、日本画の新表現を探求する。

 12月6日からは「現在日本画研究会」による大作日本画を公開。9日からは「紙」をモチーフとして扱うグループ「MITSUMATA」が、日本の「紙」と日本人が持つ「神」に対する感覚を表現。三椏(みつまた)は和紙の原料となる植物の名前。2014年に「日本の手すき和紙技術」として「細川紙」「本美濃紙」「石州半紙」がユネスコ無形文化遺産に登録されたことを踏まえ、デジタル化やペーパーレスが進む現代において「紙」の価値について疑問を投げ掛ける。また、台湾の作家3人が参加する「∞3(インフィニティースリー)」が、自然と共存する在り方を込めた作品も発表する。

 3人以上のグループなら誰でも応募できる同展。2018年展示の公募は来夏を予定している。今後について、同館スタッフは「広く周知することで意欲のあるグループに来てもらいたい」と話し、「作家の自主的な企画性を出す場として、新人作家の登竜門になれば」と期待を込める。

 開館時間は9時30分~17時30分(金曜は20時まで)。入場無料。12月5日休館。12月18日まで。

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