天気予報

27

21

みん経トピックス

根津でアウトサイダーアート東博で初「アイデアソン」

根岸の古洋館に建物の由来示す看板 地元有志らが設置

  • 0
根岸の古洋館に建物の由来示す看板 地元有志らが設置

地元有志「根岸子規会」らで設置した洋館前の看板

写真を拡大 地図を拡大

 JR鶯谷駅北口から徒歩5分程度の場所にある洋館(台東区根岸3)に3月3日、建物の由来を記す看板が地域の有志により設置された。

明治時代に建てられた洋館

 コロニアル様式を備えた外観が目を引く建物は、住宅用建築として建てられた洋館の現存例では都内で最も古いものの一つ。明治期の外務大臣・陸奥宗光(1844~1897)とその家族が1883(明治16)年から3年半暮らしていた。その後1907(明治40)年ごろ、海外の文化にも影響を与えた「ちりめん本」を出版していた長谷川武次郎が住居兼社屋(長谷川弘文社)として買い取り、同社による出版事業が大正、昭和と続き、現在はその親族が暮らしている。

 和紙を繰り返し縮めてちりめん状にしたちりめん本は、浮世絵師が描いた絵にラフカディオ・ハーンらの訳した欧文活字が組み合わせて刷られている。「桃太郎」など日本昔話シリーズは9カ国語に翻訳、輸出され、日本における出版物の海外輸出の先駆けとなった。現在、古書としての評価は非常に高い。

 看板の製作費は募金で賄われ、募金を呼び掛けた「根岸子規会」では「大変立派な看板ができてホッとした。賛同してくださった皆さまのおかげ」と話す。「貴重な歴史を持つ建物だが説明が無いと分からない状態だった。地域の歴史的文化財を解説する看板の設置は念願だった。広く知ってもらえるとうれしい」とも。

 建物内への立ち入りは不可。敷地外部からの見学に限る。

グローバルフォトニュース

最新ニュース

フォトフラッシュ

東京国立博物館で初の「アイデアソン」 外国人の記憶に残る文化体験をテーマに 2日目に行われたトークショーの様子。(左から)進行の佐藤尚之さん、審査員のサッシャさん、橋本麻里さん、暦本純一さん、松本伸行副館長。
[拡大写真] [関連記事]

アクセスランキング