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谷中のギャラリーで鳥と猫がテーマの作品展 11組の作家が参加

谷中のギャラリーで鳥と猫がテーマの作品展 11組の作家が参加

「谷中鳥ねこ博」で展示・販売する作品

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 谷中のギャラリー「谷中画廊」(台東区谷中5、TEL 090-3201-3405)で4月22日から、鳥と猫をテーマにした展示「作家たちの手仕事展『谷中鳥ねこ博』」が開催されている。

 同スペースでは2015年末のオープン以来、年末年始、ゴールデンウイーク、ハロウィーン時期に猫をテーマにした展示「谷中ねこ博」を開いてきたが、今回は初めて鳥と猫をテーマにする。ギャラリーオーナーの重盛明人さんは「昨年末から今年の正月にかけて『谷中ねこ博』を開いた際、酉(とり)年にちなんで作家さんに鳥モチーフの作品も作ってもらったところ、とても好評だった。そのときは鳥の作品があることを大々的にうたっていなかったので、今回は展示のテーマ自体を鳥と猫にした」と、企画のきっかけを話す。

 出展作家は11組。陶器やガラス、彫金、ぬいぐるみ、ミニチュア粘土、イラストなど、さまざまな技法の作品を展示・販売する。「ミニチュアの粘土作品を作っているこうのたまきさんやぬいぐるみ作家のけもけも工房さんなど、これまでの『谷中ねこ博』に参加してくださっている定番の作家さんのほか、青磁のペンギン作品を作っている天野知恵美さん、陶器製の動く動物作品を作っているいぢまゆういちさんにも新たに出展していただく。定番の作家さんも新作を用意しているので、以前の展示にお越しいただいた方にも新しい作品をご覧いただける。あくまでもギャラリーなので、販売用の作品だけではなく、非売品だったり高価だったりはするが、見て楽しめる作品もある」と重盛さん。

 猫と鳥作品の比率は半々程度。両方のモチーフを組み合わせた作品もある。鳥の種類はインコやフィンチ、野鳥、フクロウ、ペンギン、ハシビロコウなど幅広い。「思った以上に鳥作品が充実した。おかげさまで猫好きの方にはだいぶ認知され、遠方からも足を運んでもらえるようになった。鳥好きの方にもお越しいただく機会になれば」と期待を寄せる。

 開催時間は11時~17時。入場無料。5月7日まで。

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