天気予報

20

13

みん経トピックス

銭湯絵塗り替えを一般公開博物館の庭園で夜桜見物

東京芸術大学・宮田学長が巣立つ生徒に書を送る-今年は「慈」

  • 0
東京芸術大学・宮田学長が巣立つ生徒に書を送る-今年は「慈」

©東京芸術大学

写真を拡大 地図を拡大

 東京芸術大学(台東区上野公園)は、3月25日に同大学内施設、奏楽堂で2008年度の卒業式を実施した。

 同式典内の学長式辞では、邦楽科教員と学生による力強い尺八の音色に乗り、作務衣に身を包んだ宮田亮平学長が、古代中国の金文に表れた「慈」という文字を縦横約2メートルの特製パネルに書き、「自分を慈しむ心を持っていれば、自ずと慈愛に満ちた作品や演奏が生まれてくるでしょう。周囲の人々も慈愛を持ってあなた方に接してくれるでしょう。どうか、この一文字をしっかりと心にとめて、勇気を持って、社会に感動を運ぶ船の舵取りとして、出航してください」と、同大学を巣立つ生徒へ向け背中を押した。

 同学長が壇上で特製パネルに書を揮毫(きごう)し始めたのは、就任した年2006年度の卒業式から数えて今回で3度目。2006年度は「愛」を、2007年度には東京美術学校創立当時の制服を着用、第2代校長の岡倉天心氏に扮して「命」の字をつづり、毎年巣立っていく未来の芸術家たちにエールを送ってきた。

 同大学の器楽科教員による奏楽の幻想的な響きで幕を開けた式典は、サロン・ド・プランタン賞の授与、アカンサス音楽賞の授与などが厳かに執り行われ、奏楽の優雅な歌声とともに閉式した。

東京芸術大学

グローバルフォトニュース