京成電鉄、新型スカイライナーの概要発表-上野・成田間15分短縮へ
京成電鉄は、京成上野駅・成田空港(空港第2ビル駅)を約40分で結ぶ新型スカイライナーの概要を発表した。
新型スカイライナーは2010年の開業を目指して整備が進められている成田新高速鉄道線でデビューするもの。同線は、京成上野駅から京成高砂駅を経て、北総線の現在の終点である印旛日本医大駅から先に新線を整備し成田空港までを結ぶ全長64.1キロメートルの新しいルート。開業後は、在来線では最速の時速160キロメートルで運行する。これにより上野-成田間は、現行の所要時間55分から約15分短縮される。
車両デザインは山本寛斎さんが手がける。「お客様を旅へと誘う『風』と『凛』をコンセプトに、これまでにはなかったスピード感あふれる斬新なデザイン」(同社)が特徴で、同電鉄のフラッグシップトレインとなる。
同社広報担当者は「成田空港に向かう新しいシンボルになるよう期待している」と話す。開業後は、新型スカイライナーと一般特急をそれぞれ1時間あたり最大3本運行する予定。
新型スカイライナー特設サイト京成電鉄