肉食女子向け「焼き肉エステコース」-上野の韓国焼き肉店がメニュー化
上野の韓国焼き肉料理店「マッコリ村」(台東区上野2、TEL 03-6803-2244)は2月22日、「焼き肉エステコース」の提供を開始する。
同店は昨年11月にオープンした韓国焼き肉料理店。同店が入居するビルは、周辺に数多くの飲食店、焼き肉店が密集している「上野二丁目仲町通り商店街」に位置する。店内は韓国の食堂をイメージした木造で、店舗面積は約52坪、席数は72席。
提供を始めた「焼き肉エステコース」は同店特製の「薫製 蜂の巣サムギョプサル」をメーンメニューとし、「20~30代のOLをメーンターゲットにカロリーを抑え、栄養バランスが取れたもの」(同店)をコンセプトに開発した。「カロリーを気にせず思いっ切り食べてきれいになってほしい。肉食女子向けのコースを開発した」と開発に関わったPR会社アネティ(品川区)の真壁さん。
コース内容は、「薫製 蜂の巣サムギョプサル」、鶏ムネ肉と豆腐、リンゴなどが入った「マッコリ村サラダ」、含まれるカプサイシンが脂肪を燃焼させる効果があるという「トッポギ」。ドリンクとしてコースに含まれる「ヒアルロン酸入り黒豆マッコリ」は、黒豆マッコリにヒアルロン酸ドリンクを入れて飲む。デザートには果実や薬草などを使い「美肌効果と代謝促進の効果が期待できる」(真壁さん)という漢方伝統茶を提供。注文は2人分から受付ける。料金は2,625円。
コースのメーンメニューになる「燻製 蜂の巣サムギョプサル」は、機械を使って蜂の巣のように肉に切れ目を入れ、黄土釜で薫製にしてから焼き上げる。「黄土釜を使うことで殺菌作用と肉を柔らかくする効果がある。普通のサムギョプサルと違い、ベーコンのような味と肉質になる」という。
今後について、店長のシム店長は「他の店に負けない人気店を目指したい。店名にもあるマッコリという単語はだんらん・くつろぎなどの意味がある。名前の通りみんなで楽しめるお店にしたい」と意気込む。
営業時間は月曜~土曜=17時~翌5時。日曜・祝日=14時~24時。