コロンブスが「靴みがき入社式」-ひざまずいて磨くスタイルを変更
靴クリームなどの開発・販売を手掛ける「コロンブス」(台東区寿4)は4月1日、新入社員の「靴磨き入社式」を行った。
39回目を迎える「靴磨き入社式」では、新入社員と先輩社員がお互いの靴をみがき合い、先輩社員との交流を図る。それにより新入社員の社会人としての自覚を深め、同時に同社の代表商品である靴クリームについて理解することを目的として1971(昭和46)年から行っている。
同入社式では、今まではひざまずいて靴を磨くスタイルをとっていたが、今年からはテーブルを使って磨くスタイルに変更した。
同社専務の服部暁人さんは「ひざまずき靴を磨くと、磨く側と磨かれる側とで自然と上下関係ができていた。同じ高さで靴みがきをすることで、面と向かって靴の手入れについてレクチャーができ、それに耳を傾けることもできる。靴磨きのイメージが向上できれば」と話す。