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田原町「パンのペリカン」が60周年-食パンとロールパン一筋に

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田原町「パンのペリカン」が60周年-食パンとロールパン一筋に

60周年を迎えた「パンのペリカン」で3代目を務める渡辺猛社長。

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 田原町・国際通り沿いのパン店「パンのペリカン」(台東区寿4、TEL 03-3841-4686)が4月で60周年を迎えた。

 食パンとロールパンのみを販売する同店は、親子3代にわたる老舗のパン店。1949(昭和24)年の創業以来、地元の人に愛され続けている。喫茶店が主流だった当時は、約500店の喫茶店にパンの卸も行っていた。現在では喫茶店の数が激減。それでも、浅草近辺の喫茶店50店ほどにパンを提供している。

 12時ごろにできあがる「ロールパン」(小ロール=470円、中ロール=350円)は、すぐに売り切れてしまう人気商品。毎日のように「食パン」(1斤=290円~)を購入する常連客も多い。

 店名の「ペリカン」は、現在3代目を務める渡辺猛さんの父・多夫さんの中学校時代のあだ名から付けられた。「下唇が出ていて『ペリカン』みたいな顔をしていたから。店の看板キャラクターにもなっている『ペリカン』の絵は、東京藝術大学の学生がデザインしたもの」と渡辺さん。「他店との差別化を図るため余計なことに興味を持たず、食パンとロールパンのみを作り続けてきた。おいしさの秘訣(ひけつ)は企業秘密。食べてみて、感じてもらうしかない。これからも変わらない味でやっていく」とも。

 渡辺さんを支える妻の寛奈さんは「親子3代でプレッシャーもあったと思う。昔はよくお父さんとけんかしている光景も目にしたが、今では懐かしい。嫁いできた身なので、今でも客観的においしいなと思っている。噛めば噛むほど味が出る『ペリカン』のパンは家族みんながファン」と話す。

 営業時間は8時~17時。完売次第、閉店となる場合も。日曜・祝日と特別休業日(夏季、年始)定休。

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